社会福祉法人
社会福祉法人恩賜財団済生会の概要と歴史

明治天皇の済生勅語により1911年に創設された日本最大の慈善事業団体、社会福祉法人恩賜財団済生会の歴史や医療・福祉施設の運営状況について解説します。
📌 主なポイント
- ✓済生会は1911年(明治44年)2月11日の明治天皇による『済生勅語』によって創設された。
- ✓青森県・秋田県・山梨県・岐阜県・徳島県・高知県・沖縄県を除く40都道府県で医療・福祉施設を運営している。
- ✓初代会長には当時の内閣総理大臣である桂太郎が就任した。
社会福祉法人恩賜財団済生会(さいせいかい、英語: Social Welfare Organization Saiseikai Imperial Gift Foundation, Inc.)は、日本の慈善事業団体である。

青森県・秋田県・山梨県・岐阜県・徳島県・高知県・沖縄県の7県を除く40都道府県で、病院や診療所などの医療機関ならびに老人や障害者などの福祉施設を開設・運営している。運営する施設のうち、病院及び診療所は医療法第31条の公的医療機関として位置づけられている。
歴史
1911年(明治44年)2月11日、明治天皇の『済生勅語』によって、皇室からの下付金および朝野の寄付金を合わせて創設された。同年5月30日に「恩賜財團濟生會」の設立が認可され、8月21日に財団が発足した。初代総裁には伏見宮貞愛親王、初代会長には内閣総理大臣であった桂太郎が就任した。組織の運営は当時内務省が管理し、具体的な事業計画は地方自治体に委託する形式をとった。
1912年には東京に診療所を開設し、1913年には横浜市に第一号病院である神奈川県病院を開設した。1915年には本部直営の基幹病院として芝病院(現:東京都済生会中央病院)が解説され、初代院長に北里柴三郎が就任した。1952年に社会福祉法人として認可された。
名称と紋章
「済生」という言葉は中国の古典に由来し、「生」すなわち「いのち」「民草=国民」「繁栄」を「済う(すくう)」という意味を持つ。また、公式名称では「恩賜」と「財団」の文字を済生会よりも小さい文字で2行に組み文字にするのが本来の表記とされている。
「なでしこ紋章」は1912年に制定されたもので、初代総裁である伏見宮貞愛親王が済生会の理念を詠った和歌にちなみ、撫子の花葉に露をあしらっている。
よくある質問
済生会はいつ設立されましたか?
1911年(明治44年)2月11日に明治天皇の『済生勅語』によって創設されました。
「済生」という言葉にはどのような意味がありますか?
「生」すなわち「いのち」「民草=国民」「繁栄」を「済う(すくう)」という意味を持っています。
初代会長は誰ですか?
当時の内閣総理大臣であった桂太郎が初代会長に就任しました。
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参考文献
社会福祉法人 恩賜財団 済生会 公式ウェブサイトおよび各種史料に基づく。