産業技術総合研究所の概要・沿革と研究活動

📌 主なポイント
- ✓国立研究開発法人産業技術総合研究所は経済産業省所管の特定国立研究開発法人である。
- ✓2001年4月に旧工業技術院系の複数の研究所が統合されて発足した。
- ✓最大の研究拠点は茨城県つくば市にあるつくばセンターである。
国立研究開発法人産業技術総合研究所(さんぎょうぎじゅつそうごうけんきゅうしょ、英: National Institute of Advanced Industrial Science and Technology、略称:産総研・AIST)は、経済産業省所管の特定国立研究開発法人である。国立研究開発法人産業技術総合研究所法に基づき、鉱工業の科学技術に関する研究開発を総合的に行い、産業技術の向上およびその成果の普及を図ることを目的としている。
沿革
産総研の歴史的系譜は、1882年に設置された農商務省の地質調査所にさかのぼる。戦後においては、複数の国立研究機関を基盤として1952年に工業技術院が組織された。その後、2001年4月の中央省庁再編に伴い、工業技術院内の15研究所と計量教習所が統合・再編され、独立行政法人産業技術総合研究所として発足した。
2015年4月1日からは現在の「国立研究開発法人」に移行し、2016年10月には特定国立研究開発法人の指定を受けた。2023年4月には、企業連携や技術移転を担う100%子会社として「株式会社AIST Solutions」を設立している。
組織と研究領域
産総研は、多様な分野を網羅する研究推進組織として、技術的切り口に基づいた複数の「領域」を設置している。主な領域として、「エネルギー・環境領域」、「生命工学領域」、「情報・人間工学領域」、「材料・化学領域」、「エレクトロニクス・製造領域」、「地質調査総合センター」、「計量標準総合センター」などが挙げられる。
研究拠点
最大の研究拠点は茨城県つくば市にあるつくばセンターであり、多くの予算や研究者が集積している。また、これに加えて東京本部(東京都千代田区)が所管官庁との調整等を担っているほか、全国各地に地域センターやサイトを配置して地域に根ざした研究活動やオープンイノベーションを推進している。
よくある質問
産業技術総合研究所の略称は何ですか。
産総研の主な目的は何ですか。
最大の本部・拠点はどこにありますか。
関連記事
参考文献
- 国立研究開発法人産業技術総合研究所法(e-Gov法令検索)
- 産業技術総合研究所公式サイト「沿革」
- 産業技術総合研究所公式サイト「研究推進組織」