気象
仙台管区気象台の概要と沿革

東北地方6県の気象情報や地震・火山観測を担う気象庁の地方予報中枢官署、仙台管区気象台の沿革や組織、管内の観測施設について解説します。
📌 主なポイント
- ✓仙台管区気象台は、東北地方6県を管轄する気象庁の地方予報中枢官署である。
- ✓所在地は宮城県仙台市宮城野区の仙台第3合同庁舎内である。
- ✓2024年に、災害時の代替施設として東北大学災害科学国際研究所との協定を締結した。
仙台管区気象台(せんだいかんくきしょうだい)は、気象庁の地方予報中枢官署の一つであり、日本の東北地方6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)を管轄区域として、各種気象情報の発表や地震・火山の観測などを行っている。

所在地
宮城県仙台市宮城野区五輪1丁目3番15号の仙台第3合同庁舎内に所在している。
沿革
仙台管区気象台の歴史は、明治時代に設置された測候所に遡る。
- 1881年(明治14年)4月1日:野蒜築港に伴い、東北地方初の測候所として野蒜測候所が現在の宮城県東松島市に設置される。同年7月1日に業務を開始した。
- 1887年(明治20年)8月31日:野蒜築港の頓挫に伴い移転となり、宮城県立石巻測候所へ改称。
- 1926年(大正15年)10月1日:宮城県立石巻測候所仙台出張所として、仙台市鉄砲町で気象および地震の観測を開始。
- 1939年(昭和14年)11月1日:県立測候所が廃止され、国営測候所が昇格する形で仙台地方気象台となる。
- 1945年(昭和20年)8月11日:東北気象管区への改称に伴い、仙台管区気象台に改称される。
- 1981年(昭和56年)〜1982年(昭和57年):仙台第3合同庁舎の完成に伴い、事務部門および現業部門が同庁舎へ移転。
- 2024年(令和6年)9月5日:気象台近くに活断層が存在することから、被災時に東北大学災害科学国際研究所を利用する協定を締結した。
組織と主な業務
東北地方各県の気象警報・注意報や天気予報の発表のほか、地震情報センターや火山監視・情報センターを設置して災害につながる自然現象の監視を行っている。また、庁舎内には天気相談所が設けられており、天気に関する質問や過去の気象データの閲覧に対応している。
管内の地方気象台等
管内には、各県の地方気象台や特別地域気象観測所、航空気象観測所などが置かれ、地域に密着した観測体制が敷かれている。
よくある質問
仙台管区気象台の管轄区域はどこですか?
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の東北地方6県を管轄しています。
天気に関する相談や過去のデータの閲覧はできますか?
仙台第3合同庁舎1階に天気相談所が設けられており、天気に関する質問や過去の気象データの閲覧が可能です。
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気象庁地方気象台アメダス地震観測
参考文献
- 仙台管区気象台の業務概要(2024年11月2日閲覧)
- 仙台管区気象台の沿革(2024年11月2日閲覧)
- 「気象台被災時に代替施設 仙台管区 東北大研究所と協定」『読売新聞』朝刊2024年9月6日(社会面)
- 気象庁「各地の気象台・施設等機関」(2026年4月20日閲覧)
- 気象庁「地上気象観測地点一覧」(2026年4月20日閲覧)