日本語・文化

雪洞(せつどう・ぼんぼり)の多義性と語源

雪洞(せつどう・ぼんぼり)の多義性と語源
「雪洞(せつどう・ぼんぼり)」という言葉が持つ、雪の横穴、茶室や神社の照明器具、投光機、装束など多岐にわたる意味と由来を解説します。

📌 主なポイント

  • 雪洞(せつどう)は、積雪の中に掘られた人が入れる横穴を指す。
  • ぼんぼりは、茶室や神社で用いられる伝統的な照明器具の名称である。
  • バルーン投光機などの照明設備が、その形状から「ぼんぼり」と俗称されることがある。

「雪洞(せつどう・ぼんぼり)」は、日本語において文脈により大きく異なる複数の事物を指す言葉である。主に雪に関連する構造物や、伝統的な照明器具、あるいは特定の道具の俗称として用いられる。

雪の構造物としての雪洞(せつどう)

雪洞(せつどう)は、積雪の中に掘られた人が入れる大きさの横穴を指す。積雪の多い地域において、防寒や避難、あるいは遊び場として利用される。構造的には「かまくら」と類似しており、雪を固めて掘り進めることで内部空間を確保する。雪は断熱性が高いため、外気温が低くても内部は比較的安定した温度に保たれる特性がある。

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よくある質問

雪洞(せつどう)とかまくらの違いは何ですか?
どちらも雪を掘って作る空間ですが、雪洞は主に横穴を指すのに対し、かまくらはドーム状の雪室を指すことが一般的です。地域や文脈によって混同されることもあります。
神社のぼんぼりとはどのようなものですか?
神社のぼんぼりは、木製の枠に紙を張った六角形の覆いを持つ照明器具です。素木や黒漆塗りのものが一般的で、真鍮製のものも存在します。
なぜ投光機がぼんぼりと呼ばれるのですか?
バルーン投光機などの照明器具が、その丸みを帯びた形状や光り方が、伝統的な照明器具である「ぼんぼり」を連想させることから俗称として用いられています。

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参考文献

  • 株式会社ライトボーイ「移動式投光機」(2008年6月12日アーカイブ)
  • 神社本庁『神社有職故実』(1951年)
  • 神社本庁『装束と衣装』(1952年)