地理
斜里川の概要と地理

北海道の斜里岳を源流とし、オホーツク海へ注ぐ二級河川「斜里川」の地理、流路、および周辺環境について解説します。
📌 主なポイント
- ✓斜里川は北海道の清里町と斜里町を流れる二級河川である。
- ✓源流は斜里岳(標高1,545m)に位置する。
- ✓河口から約25km上流にある「さくらの滝」は、サクラマスの遡上で知られる。
- ✓流域面積は565.6km²、河川延長は54.5kmである。
斜里川(しゃりがわ)は、北海道の斜里郡清里町および斜里町を流れる二級河川であり、斜里川水系の本流です。北海道オホーツク総合振興局管内を流れる主要な河川の一つとして知られています。

地理と流路
斜里川は、斜里岳の南山麓に源を発します。源流部の標高は約1,545メートルです。河川は当初南西方向へ流れますが、その後時計回りに北東へと流路を転じます。最終的には斜里町の市街地東側を貫流し、斜里漁港付近でオホーツク海へと注ぎます。河川の総延長は54.5km、流域面積は565.6km²です。

名称の由来
「斜里」という地名は、アイヌ語の「サル(sar)」に由来するとされています。河川の名称については諸説あり、松浦武四郎の『廻浦日記』では「シベシ」という名称が記されています。また、アイヌ語の「サルンペッ(sar-un-pet)」(葦原にある川)が語源であるという説も存在します。
生態系とさくらの滝
斜里川は水量と水温が比較的安定していることから、サケ類の生息に適した環境が維持されています。河口から約25km上流には「さくらの滝」と呼ばれる高さ3.7mの滝があります。この滝では、6月上旬から8月上旬にかけて、産卵のために遡上してきたサクラマスが滝を越えようとジャンプする姿を観察することができます。

主な橋梁
斜里川には多くの橋が架けられており、地域の交通を支えています。主な橋梁には、国道334号の「新拓橋」、国道244号の「斜里新大橋」、JR釧網本線の「斜里川橋梁」、北海道道769号斜里停車場美咲線の「斜里橋」などがあります。

よくある質問
斜里川の源流はどこですか?
斜里川の源流は、北海道の斜里岳(標高1,545m)の南山麓にあります。
さくらの滝では何が見られますか?
6月上旬から8月上旬にかけて、産卵のために遡上したサクラマスが滝を飛び越えようとジャンプする様子を観察できます。
斜里川の名称の由来は何ですか?
アイヌ語の「サル(sar)」に由来するとされ、葦原にある川を意味する「サルンペッ」などの説があります。
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参考文献
- 斜里川水系河川整備基本方針(北海道)
- 山田秀三『北海道の地名』(草風館、2018年)