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シャープ株式会社:歴史と事業展開の概略

シャープ株式会社:歴史と事業展開の概略
大阪府に本社を置く日本の総合電機メーカー、シャープ株式会社の歴史、事業展開、台湾・鴻海精密工業傘下への移行について解説します。

📌 主なポイント

  • シャープ株式会社は1912年に早川徳次が金属加工業として創業した。
  • 社名の由来は、1915年に発明された金属製繰出鉛筆(エバー・レディ・シャープ・ペンシル)に由来する。
  • 2016年に台湾の鴻海精密工業の傘下に入り、経営再建を進めた。
  • 2026年3月に大阪市中央区へ本社を移転し、10年ぶりに大阪市内に本社が回帰した。

シャープ株式会社(英: Sharp Corporation)は、大阪市中央区に本社を置く日本の総合電機メーカーであり、台湾の鴻海精密工業(フォックスコングループ)の子会社である。日経平均株価の構成銘柄の一つに数えられている。

歴史

1912年、早川徳次が東京市本所区松井町(現・東京都江東区新大橋)において金属加工業を創業したのが始まりである。1915年には金属製繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)を発明し、後に「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」としてアメリカでヒットした。現在の社名は、このシャープペンシルに由来している。

その後、関東大震災による被災を経て大阪へ移転し、1924年に早川金属工業研究所を設立。1925年には鉱石ラジオの量産・販売を開始した。戦後には国産第1号テレビの量産化に成功し、電子レンジや世界初のトランジスタ式電卓を発売するなど、総合家電メーカーとしての地位を築いた。1970年には商号をシャープ株式会社へ変更した。

経営危機の経緯と鴻海傘下への移行

2000年代後半以降、大規模な液晶パネル工場への投資を進めたものの、2008年のリーマン・ショックや液晶事業の採算悪化により経営が悪化し、巨額の赤字を計上した。その後、数度にわたる構造改革や希望退職者の募集等を経て、2016年に台湾の鴻海精密工業による買収を受け入れ、同社の傘下に入った。買収後は戴正呉らが経営再建を主導し、東証1部(当時)への復帰などを果たした。

本社移転の変遷

長年親しまれた大阪市阿倍野区の本社ビルは、経営再建の一環として売却された後、一時的に堺市の工場敷地内へ本社が移転した。その後、2026年3月に大阪市中央区へ再び本社を移転し、約10年ぶりに大阪市内への回帰を果たしている。

よくある質問

シャープの社名の由来は何ですか?
1915年に創業者である早川徳次が発明した金属製繰出鉛筆(エバー・レディ・シャープ・ペンシル)に由来しています。
シャープの現在の親会社はどこですか?
台湾の鴻海精密工業(フォックスコングループ)の子会社となっています。
シャープの本社はどこにありますか?
大阪府大阪市中央区に本社を置いています。

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参考文献

シャープ株式会社『第131期 有価証券報告書』(2025年6月26日提出) / 日本経済新聞 各種報道記事 / シャープ株式会社 企業情報・沿革ページ