地理・山岳

至仏山の地理と登山ガイド

至仏山の地理と登山ガイド
群馬県みなかみ町と片品村に位置する標高2,228.1mの至仏山について、地理的特徴や登山コース、植生保護のための入山規制情報を解説します。

📌 主なポイント

  • ✓至仏山は群馬県みなかみ町と片品村の境界に位置する標高2,228.1mの山である。
  • ✓山体は蛇紋岩からなり、オゼソウなどの貴重な高山植物が生育する。
  • ✓登山道周辺の植生保護のため、残雪期には入山規制が実施される。

至仏山(しぶつさん)は、群馬県のみなかみ町と利根郡片品村の境界に位置する、標高2,228.1mの山です。尾瀬ヶ原の西端にあり、燧ヶ岳とともに尾瀬を代表する主峰の一つに数えられています。日本百名山の一つにも選ばれており、尾瀬国立公園の地域内に含まれています。

至仏山の位置を示す地図グラフィック
至仏山の位置(尾瀬・日光内)
北関東における至仏山の位置図
至仏山の位置(北関東内)
至仏山周辺の地形図
地図

地理と自然環境

山体は蛇紋岩の隆起によって形成されたものであり、オゼソウやホソバヒナウスユキソウといった特異な蛇紋岩適応植物や氷河期の残存植物が生育することで知られています。1929年には植物学者の原寛が現地でオゼソウを採集しました。主稜線の東側は尾瀬国立公園の特別保護地区および国指定特別天然記念物に指定されています。

尾瀬ヶ原と至仏山の景観
尾瀬ヶ原 と至仏山
残雪が残る春の至仏山
春の至仏山

登山コースと規制

主な登山口として鳩待峠や山ノ鼻があります。山ノ鼻からの東面登山道は滑りやすい蛇紋岩で構成されており、植生保護の観点から上りのみが許可され、下りは原則として禁止されています。また、残雪期の植生保護を目的に春季から初夏にかけて入山規制が実施されています。

至仏山山頂付近の景色と燧ヶ岳
至仏山の山頂と右奥に 燧ヶ岳
初夏の緑に覆われた至仏山
初夏の至仏山

よくある質問

至仏山の標高は何度ですか?
標高は2,228.1mです。
至仏山はどこに位置していますか?
群馬県みなかみ町と利根郡片品村の境界に位置しています。
登山道で規制されている事項はありますか?
山ノ鼻からの東面登山道は上り専用とされており、また残雪期の植生保護のため春季から初夏にかけて入山規制が行われます。

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参考文献

公益財団法人 尾瀬保護財団 平成25年度版 尾瀬保護レポート (2015年); 公益財団法人 尾瀬保護財団 至仏山トレッキングマップ・至仏山花ごよみ