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信貴生駒スカイラインの概要と沿革

信貴生駒スカイラインの概要と沿革

信貴生駒スカイラインは、大阪平野と奈良盆地の間に連なる生駒山地の尾根沿いを結ぶ、全長約21キロメートルの一般自動車道(有料道路)である。近畿日本鉄道(近鉄)が所有し、近鉄グループの株式会社近鉄生駒レジャーが管理を行っている。

\"信貴生駒スカイライン(暗峠付近)\"
信貴生駒スカイライン(暗峠付近)

大阪府と奈良県の府県境に位置し、山上線・宝山寺線・信貴山線の3つの区間で構成されている。沿線には生駒山上遊園地などの観光スポットや、大阪・奈良の夜景が一望できる展望台が多数整備されている。

\"金剛生駒紀泉国定公園を示す石碑\"
当スカイライン運営会社によって生駒山上〜暗峠間に設置されたその場所が金剛生駒紀泉国定公園であることを示す石碑

歴史と沿革

山上線が1958年(昭和33年)8月6日に開業したのを皮切りに順次整備が進められ、1964年(昭和39年)4月28日に全線が開通した。かつて全区間で運行されていた路線バスは、現在では高安山駅と信貴山門の間を結ぶ系統のみが運行されている。また、2017年の台風第21号による土砂崩れで一時通行止めとなったが、2018年12月22日に全線で通行が再開された。

\"鐘のなる展望台\"
鐘のなる展望台

主な施設と展望スポット

沿線にある「鐘のなる展望台」は、大阪と奈良の夜景を同時に眺められることで知られる。カップルが南京錠を取り付ける風習があったが、重量による構造物への負担を解消するため、2008年7月に「誓いのリング」が設置された。

\"メモリアルプレート\"
南京錠を溶かして造ったメモリアルプレート

過去に掛けられていた南京錠は回収・溶解され、モニュメントのそばにメモリアルプレートとして設置されている。

\"十三峠からの眺望\"

参考文献

  1. もともと、当道路は近畿日本鉄道自動車局(近鉄直営のバス部門)の管理であり、同局が分社化されたことで近鉄バスへ管理を委託していたが、2005年4月に近鉄レジャーサービスに移管されている。2023年7月より近鉄レジャーサービスが中間持株会社の近鉄レジャークリエイトに社名を変更し、生駒山上遊園地の事業とともにその子会社として設立された株式会社近鉄生駒レジャーが運営する形に変更された。
  2. 当道路と接続する阪奈道路、大阪府道183号本堂高井田線も時間帯や区間によって二輪車の通行規制がある。それぞれの項目を参照。
  3. 「近畿日本鉄道100年のあゆみ」p.452 2010年12月 近畿日本鉄道
  4. 『伊勢志摩エリアにおける地域活性化の推進について 〜新会社によりレジャー事業を強化し、支援体制としての「伊勢志摩支社」を設置します〜』(PDF)(プレスリリース)近鉄グループホールディングス、2023年7月3日。2023年7月7日閲覧。
  5. 浅井建爾 2015, p. 32.
  6. 小川、栗栖、田宮 2016, p. 98.
  7. 中村純一 編 2017, p. 98.
  8. 須藤英一 2013, pp. 126–129.
  9. 「近畿日本鉄道100年のあゆみ」近畿日本鉄道 2010年 p.256、863
  10. 朝日新聞(大阪)2005年4月22日付
  11. “あすから全線開通”. 交通新聞. 交通新聞社. 2018年12月21日. p. 2.
  12. 佐々木・石野・伊藤 2015, p. 96.