地理・環境

森林率の定義と世界・日本の地域別統計データ

森林率の定義や国際連合食糧農業機関(FAO)、林野庁の統計データに基づく世界および日本の地域別森林率について解説する百科事典記事。

📌 主なポイント

  • 森林率とは、ある地域における総面積に対する森林面積の割合を指す。
  • 国際連合食糧農業機関(FAO)の報告によると、世界の陸地に占める森林の割合は30.3%である。
  • 林野庁の統計によると、日本の森林率は67%である。
  • 日本の都道府県別統計では、高知県などが高い森林率を示し、都市圏を含む一部の地域では森林率が低くなっている。

森林率(しんりんりつ)とは、ある一定の地域全体の面積に対して、森林が占める割合を示す指標である。各種の統計や調査における「森林」の定義には広狭の差が存在し、木本類が生育していない土地や草原などが含まれる場合もある。このような文脈において、森林率は「林野率」と同義として扱われることもある。

世界の森林率と国際統計

森林に関する世界的な統計データは、国際連合食糧農業機関(FAO)などから報告されている。FAOのデータによると、世界の陸地全体に占める森林の割合は約30.3%となっている。

国別の森林率の例としては、アジア地域では中国が21.2%、韓国が63.2%、日本が68.2%、インドが22.8%となっている。ヨーロッパ地域ではフィンランドが73.9%、フランスが28.3%、イタリアが33.9%、モナコが0.0%、オランダが10.8%、ノルウェーが30.7%、ロシアが47.9%、スウェーデンが66.9%、イギリスが11.8%である。北アメリカおよび中央アメリカ地域ではアメリカ合衆国が33.1%、カナダが33.6%、オセアニア地域ではオーストラリアが21.3%、南アメリカ地域ではアルゼンチンが12.1%、ブラジルが57.2%となっている。

日本の森林率と都道府県別状況

林野庁の統計によると、日本の森林率は約67%である。

林野庁による都道府県別の森林資源現況調査(平成24年度など)によると、森林率の高い都道府県としては高知県(84%)、岐阜県(81%)、長野県(79%)、島根県(78%)、山梨県(78%)などが挙げられ、その他にも奈良県、和歌山県、岩手県、宮崎県、徳島県などが上位に位置している。一方で、森林率の低い都道府県としては大阪府(31%)、茨城県(31%)、千葉県(31%)、埼玉県(32%)、東京都(36%)などが挙げられ、神奈川県、愛知県、福岡県、佐賀県、沖縄県なども比較的低い数値となっている。

よくある質問

森林率とは何ですか?
ある地域における総面積に対する森林面積の割合のことです。
世界の陸地における森林の割合はどのくらいですか?
国際連合食糧農業機関(FAO)の統計によると、世界の陸地に占める森林の割合は30.3%です。
日本の森林率はどのくらいですか?
林野庁の統計によると、日本の森林率は67%です。

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参考文献

  1. FAOSTAT(Forestry) 国際連合食糧農業機関
  2. FAO, Global forest resources assessment 2005
  3. 都道府県別森林率(平成24年度森林資源現況調査) 林野庁