植物学
植物における茎の構造と役割

植物の茎に関する詳細な解説。高等植物における葉や花を支える器官としての構造、維管束による物質輸送、成長の仕組みについて紹介します。
📌 主なポイント
- ✓茎は高等植物において葉や花を支える器官である。
- ✓内部には水分や栄養素を輸送するための維管束を備えている。
- ✓木本の木質化した茎は一般に幹と呼ばれる。
茎(くき)とは、高等植物において葉や花を支える基本的な器官である。内部には根から吸収した水分やミネラルなどの栄養素を植物体の各所へ運び、葉で合成された光合成産物を他の部位へ輸送するための維管束を備えている。

概要
茎は通常、やや細長い棒状の構造をしており、方向性を持って成長する。上方向へは茎と葉を作り、下方向へは根を形成する。一般に、草本に対して使われることが多く、木本の木質化した茎は「幹」と呼ばれる。

構造
茎の表面は表皮に覆われており、内部には物質輸送を担う維管束が特定の配置で存在する。木本植物では表面に樹皮が形成され、分裂組織によって肥大成長が行われる。維管束や基本組織の配置形式は、植物の分類群によって異なる特徴を示す。

茎の成長
茎の先端にある茎頂が細胞分裂を繰り返すことで伸長生長が行われ、その伸長に伴って新しい葉が展開する。また、形成層の働きによって茎が太くなる肥大生長を行う植物も多い。
よくある質問
茎の主な役割は何ですか?
葉や花を支えること、および根から吸収した水分や養分を植物体全体に輸送することです。
草本の茎と木本の茎の違いは何ですか?
草本のものは一般に茎と呼ばれ、木本の木質化した茎は通常「幹」と呼ばれます。
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参考文献
- “植物の基本構造”. 筑波大学. 2025年11月22日閲覧。