物理学・単位

物理単位ジーメンスの解説と国際単位系における位置づけ

電気のコンダクタンス、アドミタンス、サセプタンスのSI組立単位である「ジーメンス(S)」の定義や歴史、関連する単位について詳しく解説します。

📌 主なポイント

  • ジーメンス(S)は国際単位系(SI)の組立単位の一つである。
  • 電気抵抗の単位であるオーム(Ω)の逆数として定義される。
  • 単位の名称はドイツの物理学者ヴェルナー・フォン・ジーメンスに由来する。

ジーメンス(siemens、記号: S)は、電気のコンダクタンス、アドミタンス、サセプタンスを表す国際単位系(SI)の組立単位である。

定義と仕組み

ジーメンスは電気抵抗の単位であるオーム(Ω)の逆数として定義される。日本の計量単位令においては、「1アンペアの直流の電流が流れる導体の二点間の直流の電圧が1ボルトであるときのその二点間の電気のコンダクタンス」と定められている。

国際単位系(SI)においては、1971年の第14回国際度量衡総会(CGPM)においてSI組立単位として導入が採択された。単位の名称は、ドイツの物理学者であるヴェルナー・フォン・ジーメンスにちなんで名付けられている。

関連する単位

ジーメンス毎メートル

ジーメンス毎メートル(記号: S/m)は、電気伝導率(電気伝導度・導電率)を表すSI組立単位である。1メートルあたり1ジーメンスの電気伝導率と定義されており、電気抵抗率の単位であるオームメートル(Ω·m)の逆数にあたる。

過去に用いられていた単位

かつてはコンダクタンス等の単位として「モー(mho)」が用いられていたほか、1860年から20世紀半ばにかけては「ジーメンス」または「ジーメンス水銀単位」が電気抵抗の単位として電信電話事業者の間で広く使用されていた。

よくある質問

ジーメンスとはどのような単位ですか?
電気のコンダクタンス、アドミタンス、サセプタンスを表す国際単位系(SI)の組立単位です。
ジーメンスの単位記号は何ですか?
単位記号は「S」です。
ジーメンスはどのように定義されていますか?
1アンペアの直流電流が流れる導体の二点間電圧が1ボルトであるときの電気のコンダクタンスとして定義されています。

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参考文献