政府機関
総務省統計局の概要と歴史的変遷

総務省統計局は、日本国政府の主要な統計機関として国勢調査などの基本統計を作成しています。その沿革、所管統計、組織の変遷について解説します。
📌 主なポイント
- ✓総務省統計局は、東京都新宿区若松町の総務省第2庁舎内に所在している。
- ✓組織の起源は、明治4年(1871年)に太政官正院に設置された政表課にさかのぼる。
- ✓国勢調査や労働力調査、家計調査などの日本の基幹統計の作成を担当している。
- ✓敷地内には統計図書館や統計博物館が併設されている。
統計局(とうけいきょく)は、日本の総務省の内部部局の一つであり、日本国政府における中枢的な統計機関として、国勢調査をはじめとする国の基本的な統計の作成を担当している。
東京都新宿区若松町にある総務省第2庁舎内に位置し、敷地内には国立国会図書館の支部図書館である統計図書館や、一般向けの展示施設である統計博物館が設置されている。
沿革
統計局の編纂した年史では、明治4年(1871年)に太政官正院へ設置された政表課を組織の設立の起点としている。「統計局」という名称は、1885年(明治18年)に内閣に設置された内閣統計局で初めて登場した。
その後、国勢院、企画院の外局、総理庁、総理府、総務庁の統計局を経て、2001年(平成13年)1月6日の中央省庁再編に伴い現在の総務省統計局となった。
所管主要統計
統計局では、国の行政や経済の基礎となる多くの基幹統計や統計調査を分担して作成している。
- 国勢調査:日本国内の人口や世帯の実態を明らかにするために実施される最も基本的な統計調査。
- 労働力調査:就業状態や失業率などの雇用状況を毎月把握するための調査。
- 家計調査:世帯における家計収支の実態を把握するための調査。
- 住宅・土地統計調査:住宅や土地の保有状況などを調査するもの。
- 経済構造統計:経済センサスや経済構造実態調査などを含み、事業所および企業の経済活動の全体像を明らかにする。
また、二次的統計(加工統計)の作成や、人口推計、消費者物価指数などの算出も行っている。
関連施設
庁舎の敷地内には、政府統計に関する資料を収集・公開する統計図書館や、統計の歴史や重要性を一般に伝えるための統計博物館(旧・統計資料館)が運営されている。また、データ利活用の推進拠点として和歌山市に統計データ利活用センターも開設されている。
よくある質問
総務省統計局はどのような組織ですか?
総務省の内部部局の一つであり、国勢調査などの日本国政府の基本的な統計の作成を担当する中枢的な統計機関です。
総務省統計局の主な所管統計は何ですか?
国勢調査、労働力調査、家計調査、住宅・土地統計調査、経済構造統計などの基幹統計や各種の加工統計を所管しています。
統計局の敷地内にある施設にはどのようなものがありますか?
国立国会図書館の支部図書館である統計図書館や、一般向けの展示施設である統計博物館が設置されています。
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参考文献
総務庁統計局『統計局・統計センター百二十年史』日本統計協会、1992年。総務省統計局ほか『統計百五十年史』総務省統計局、2024年。