言語学
南アフリカ英語の特徴と話者動向

南アフリカ共和国で話される南アフリカ英語について、地理的分布や人種別の母語話者動向、センサス統計に基づく詳細を解説します。
📌 主なポイント
- ✓南アフリカ英語は、南アフリカ共和国で話されている英語の言語変種である。
- ✓2011年のセンサス統計によると、英語を第一言語とする人口の割合は9.6%である。
- ✓第一言語話者数は2001年の約367万人から2011年には約489万人へと増加している。
南アフリカ英語(みなみアフリカえいご、英語: South African English、略語: SAfrE, SAfrEng, SAE, en-ZA)は、南アフリカ共和国で話されている英語の方言および言語変種である。
言語の地理的分布と背景
南アフリカ共和国は複数の公認言語を持つマルチリンガル国家であり、英語はその中で重要な共通語的役割を果たしている。英語はおもにヨハネスブルク、ケープタウン、ダーバンといった大都市を中心に普及している。


話者数と人種別の動向
2011年のセンサス統計によると、英語を第一言語(母語)とする人の割合は全人口の9.6%であり、2001年の8.2%から増加傾向にある。第一言語話者数は2001年の367万3,000人から、2011年には489万2,623人まで増加した。
人種別の内訳では、インド系の86.1%(109万4,317人)、白人の35.9%(160万3,575人)、カラードの20.8%(94万5,847人)が英語を母語としており、黒人の母語話者は黒人人口の2.9%にあたる116万7,913人となっている。黒人層の間では、社会的成功のために英語話者への移行が進みつつある。
よくある質問
南アフリカ英語の第一言語話者の割合はどのくらいですか?
2011年のセンサス統計によれば、全人口の9.6%が英語を第一言語としています。
南アフリカ英語の第一言語話者はどの人種に多いですか?
人種別ではインド系や白人層における割合が高く、近年は黒人層の間でも増加傾向にあります。
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参考文献
- 南アフリカの言語政策――マルチリンガリズムへの道 京都精華大学 楠瀬佳子
- SA's shifting language landscape “Afrikaans and English no longer ‘white languages’ Daily Maverick