フランスの地理
フランス南部(ミディ)の地理と概要

フランス南部(ル・ミディ)の地理的範囲、名称の由来、含まれる地域圏について解説する百科事典記事。
📌 主なポイント
- ✓南フランスはフランス語で「ル・ミディ(Le Midi)」とも呼ばれる。
- ✓名称の由来は古フランス語の「真ん中(mi)」と「日(日中・正午を示すdi)」にあり、正午に太陽が南に見えることに由来する。
- ✓歴史的に北フランスのオイル語に対し、オック語が優勢であったオクシタニアの大部分と範囲が一致している。
南フランス(みなみフランス、フランス語: Le Midi、英語: Southern France, south of France)とは、大西洋岸のポワトヴァン湿地より南に位置し、スペイン、地中海、イタリアと接するフランスの地理的地域である。一般にはル・ミディ(le Midi)として知られ、日本語では南仏(なんふつ)と略される。

地理的範囲と含まれる地域
南フランスには、行政区分および歴史的背景に基づき以下の地域が含まれる。
- アキテーヌ地域圏
- コルシカ地域圏
- ラングドック=ルシヨン地域圏
- ミディ=ピレネー地域圏
- ポワトゥー=シャラント地域圏南部
- プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏
- ローヌ=アルプ地域圏南部
この地域は、北フランスのオイル語に対してオック語(langue d'oc)が歴史的に優勢であったオクシタニアの大部分と範囲が一致している。ただし、オクシタニアの一部に含まれる場合であっても、オーヴェルニュ地域圏とリムーザン地域圏は一般的に南フランスには含まれない。
また、南フランスの起点としてはヴァランスが考えられており、「à Valence le Midi commence」という言い回しが存在する。
名称の由来
「ミディ(Midi)」という名称は、古フランス語の「mi(真ん中)」と「di(日)」に由来する言葉である。これは南イタリアを指す「メッツォジョールノ」と同様の意味合いを持っている。フランス本土は全域が北半球に位置するため、太陽は正午に南の方角に見える。このことから「正午」を意味する言葉が「南」の方角をも表すようになり、中世フランス語の「meridien」が正午と南の両方の意味を持つ根拠となった。
よくある質問
南フランスの別名は何ですか?
フランス語で「ル・ミディ(Le Midi)」として知られており、日本語では「南仏」と略されます。
「ミディ」という言葉の由来は何ですか?
古フランス語の「mi(真ん中)」と「di(日・正午)」に由来しており、北半球にあるフランス本土で正午に太陽が南の方角にあることにちなんでいます。
南フランスにはどのような地域が含まれますか?
アキテーヌ地域圏、コルシカ地域圏、ラングドック=ルシヨン地域圏、ミディ=ピレネー地域圏、ポワトゥー=シャラント地域圏南部、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ローヌ=アルプ地域圏南部などが含まれます。
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参考文献
- Louis Papy, Le midi atlantique, atlas et géographie de la France moderne, Flammarion, Paris, 1984
- Declan Lyons, Cycling guide to the Canal du Midi, Languedoc, France, Europe, Midpoint Trade Books, 2009.
- Paul Passy, International French-English and English-French dictionary, Hinds, Noble & Eldredge, 1904.
- "The Regions of France - Midi (from the Pyrenees to the Riviera)", about-france.com