天文学

太陽面通過の概要と天文学における観測現象

太陽面通過の概要と天文学における観測現象
太陽面通過(日面通過)とは、地球から見て内惑星である水星や金星が太陽の表面を通過する天文現象です。歴史や主な観測事例について解説します。

📌 主なポイント

  • 太陽面通過とは、観測者から見て別の天体が太陽の表面を通過する現象である。
  • 地球から観測できる内惑星の太陽面通過は、水星と金星でのみ起こる。
  • 金星の太陽面通過は122年、8年、105年、8年の周期でおきる。
  • 人工衛星や国際宇宙ステーション(ISS)なども太陽面を通過することがある。

太陽面通過(たいようめんつうか)とは、ある天体にいる観測者から見て、見かけ上太陽の表面を別の天体が通過する現象である。日面通過(にちめんつうか)や日面経過(にちめんけいか)、太陽面経過とも呼ばれる。

通常、地球から見て内惑星である水星または金星が太陽の表面を通過する現象のことを指す。これは太陽と内惑星と地球が一直線に並んだときに見られるもので、地球では水星と金星でのみみられる天体現象である。水星や金星は太陽に比べ大きさがかなり小さいため、小さな黒い点がゆっくりと太陽の表面を移動していく形として観測される。

金星の太陽面通過

金星の太陽面通過は、122年、8年、105年、8年の周期でおきる。地球と金星の軌道の交差は6月と12月におきる。

  • 1761年6月5日
  • 1769年6月3日
  • 1874年12月9日
  • 1882年12月6日(日本では日没後のため観測できず)
  • 2004年6月8日
  • 2012年6月6日
  • 2117年12月10日
img src=

よくある質問

太陽面通過とはどのような現象ですか?
ある天体の観測者から見て、別の天体が太陽の表面を横切るように通過していく天文現象です。
地球ではどの惑星の太陽面通過が見られますか?
地球から見て内惑星である水星と金星の太陽面通過が観測されます。
金星の太陽面通過はどのような周期で起きますか?
金星の太陽面通過は122年、8年、105年、8年の周期で起きます。

関連記事

通過 (天文)食 (天文)掩蔽日食

参考文献

世界大百科事典 第2版 / 国立天文台 / 大辞林 第三版 / デジタル大辞泉 / AFP