物理単位
工学気圧の定義と圧力単位としての解説
工学気圧(こうがくきあつ)の定義、国際単位系(SI)との関係、および他の圧力単位との換算について解説します。
📌 主なポイント
- ✓工学気圧の記号は「at」である。
- ✓1工学気圧は1 kgf/cm2に等しい。
- ✓SI単位系における値は98,066.5パスカルである。
工学気圧(こうがくきあつ、記号: at)は、メートル法重力単位系における圧力の単位である。
定義とSI単位系との関係
1工学気圧は、1平方センチメートルあたり1重量キログラムの力(1 kgf/cm2)として定義される。国際単位系(SI)においては、正確に 98,066.5 パスカル(Pa)に相当する。
標準大気圧(atm)の値である約 101,325 Pa と比較的近接しているため、かつては工学分野において標準大気圧の代替として広く使用されていた。しかし、重量キログラムを基礎とした重量単位系であるため、国際単位系(SI)の公式な単位としては採用されていない。
他の圧力単位との換算
工学気圧と他の主な圧力単位との関係は以下の通りである。
- パスカル (Pa): 1 at = 98,066.5 Pa
- バール (bar): 1 at = 0.980665 bar
- 気圧 (atm): 1 at ≈ 0.968 atm
- トル (Torr): 1 at ≈ 736 Torr
- 重量ポンド毎平方インチ (psi): 1 at ≈ 14.223 psi
よくある質問
工学気圧とは何ですか?
メートル法重力単位系における圧力の単位であり、1平方センチメートルにつき1重量キログラム(1 kgf/cm2)の圧力を指します。
工学気圧はSI単位系でいくつになりますか?
国際単位系(SI)では、98,066.5パスカル(Pa)になります。
標準大気圧との違いは何ですか?
標準大気圧(atm)は約101,325 Paであり、工学気圧は約98,066.5 Paです。値が近いため、かつては工学分野で代用されていました。
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参考文献
Lindeburg, Michael R. (2011). Civil Engineering Reference Manual for the Pe Exam. Professional Publications. ISBN 1591263417.