日本の元号

天平神護:日本の古代元号(765-767年)

日本の古代元号の一つである天平神護(765〜767年)についての歴史、改元の由来、称徳天皇の治世、道鏡の動向、主要な出来事を詳しく解説します。

📌 主なポイント

  • 天平神護は日本の元号の一つであり、765年から767年までの期間を指す。
  • 改元は藤原仲麻呂の乱を神霊の護りによって平定したことに由来する。
  • 称徳天皇の治世にあたり、道鏡が太政大臣禅師や法王に就任した。
  • 元年(765年)には神功開宝が鋳造され、淡路廃帝(淳仁天皇)が死去した。

天平神護(てんぴょうじんご)は、日本の元号の一つ。天平宝字の後、神護景雲の前にあたり、765年から767年までの期間を指す。この時代の天皇は称徳天皇である。

改元の由来

藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)を神霊の護りによって平定したことによって改元が行われた。

天平神護年間の主な出来事

天平神護年間には、政治的な事件や貨幣の鋳造、僧侶である道鏡の昇進など、奈良時代における重要な動きが見られた。

  • 元年(765年):和気王らが謀反の疑いで誅殺された。また、銅銭である神功開宝が鋳造され、道鏡が太政大臣禅師に任じられた。
  • 元年10月23日:淡路廃帝(淳仁天皇)が死去した。
  • 2年(766年)道鏡が法王に就任した。

西暦との対照表

天平神護年間の各月とユリウス暦の対照は以下の通りである。

天平神護元年(乙巳)一月※二月三月四月※五月六月七月※八月九月※十月閏十月※十一月※十二月
ユリウス暦765/1/262/243/264/255/246/237/238/219/2010/1911/1812/17766/1/15
天平神護二年(丙午)一月※二月三月四月※五月六月※七月八月九月※十月十一月※十二月-
ユリウス暦766/2/143/154/145/146/127/128/109/910/911/712/7767/1/5-
天平神護三年(丁未)一月※二月※三月四月※五月六月※七月八月九月※十月十一月十二月※-
ユリウス暦767/2/43/54/35/36/17/17/308/299/2810/2711/2612/26-

※は小の月を示す。

よくある質問

天平神護の期間はいつですか?
765年から767年までの期間です。
天平神護に改元された理由は何ですか?
藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)を神霊の護りによって平定したことによります。
天平神護の時代の天皇は誰ですか?
称徳天皇です。

関連記事

元号一覧 (日本)称徳天皇道鏡神功開宝淳仁天皇

参考文献

日本歴史学会編『日本史辞典』吉川弘文館、および各種史料による。