日本の元号
天元 (日本)
天元(てんげん)は、日本の平安時代、円融天皇の治世における元号。978年から983年までの期間を指す。
📌 主なポイント
- ✓天元は平安時代の日本の元号である。
- ✓期間は978年から983年までである。
- ✓当時の天皇は円融天皇である。
- ✓天元3年に平安京で羅城門が倒壊する暴風雨が発生した。
天元(てんげん)は、日本の元号の一つ。貞元の後、永観の前にあたり、978年から983年までの期間を指す。この時代の天皇は円融天皇である。
改元
貞元3年11月29日(ユリウス暦978年12月31日)、翌年が陽五の厄に当たることから改元が行われた。その後、天元6年4月15日(ユリウス暦983年5月29日)に永観へと改元された。なお、天元の出典については不明とされている。
天元期におきた出来事
天元年間には、地方の治安維持や自然災害に関する記録が残されている。
- 天元2年(979年):下野国において地方豪族による合戦が報告され、海賊の追補が行われた。
- 天元3年(980年):平安京に暴風雨が襲来し、羅城門が倒壊する被害が出た。
- 天元4年(981年):円融天皇の願掛けによる仏像造立に関連し、正六位上であった美努宿禰公忠が遠江介に任官された。
- 天元5年(982年):伊予国で活動していた能原兼信を首謀者とする海賊集団が討伐された。
よくある質問
天元という元号はいつからいつまでですか?
978年から983年までの期間です。
天元に改元された理由は?
翌年が陽五の厄に当たるという理由で改元されました。
関連記事
円融天皇平安時代元号一覧 (日本)羅城門
参考文献
繁田信一『平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職』文藝春秋、2020年。