政府機関
タイ気象局の概要と歴史

タイ王国の気象観測や予報、警報発令を担う政府機関「タイ気象局(TMD)」の歴史、組織体制、および気象基準について解説します。
📌 主なポイント
- ✓タイ気象局は1942年6月23日に設立された。
- ✓現在はデジタル経済社会省の管轄下にある。
- ✓国内を4つの管区に分け、気象センターを通じて観測網を維持している。
タイ気象局(タイ語: กรมอุตุนิยมวิทยา、英語: Thai Meteorological Department、略称: TMD)は、タイ王国のデジタル経済社会省に属する政府機関です。同局は、国内の気象情報の収集、天気予報、地震や高波などの自然災害に関する警報・注意報の発令を主な任務としています。
歴史
タイにおける気象学の取り組みは、1906年に海軍大将チュムポンケートウドムサック親王によって開始されました。その後、組織的な発展を経て、1942年6月23日に現在のタイ気象局の体制が確立されました。設立当初から現在に至るまで、農務省、海軍水路局、首相府、通信省といった複数の管轄を経て、現在はデジタル経済社会省の傘下で運営されています。
組織体制
タイ気象局はバンコクに本部を置き、国内を北部、東北部、南東部、南西部の4つの管区に分けて管理しています。各管区には気象センターが設置され、その下に地方の気象観測所が配置されることで、広範な気象監視ネットワークを構築しています。内部には、気象予報部、地震監視部、航空気象部など、専門的な業務を担う複数の部局が存在します。
気象基準と用語
タイ気象局では、独自の基準に基づいた気象用語を定義しています。例えば、気温に関しては「とても寒い(8度未満)」から「とても暑い(40度以上)」までの段階が設けられており、降水量に関しても、弱い雨から猛烈な雨まで、時間雨量や24時間降雨量に基づいた分類が行われています。

気象学学習博物館
同局は気象に関する知識の普及を目的として、気象学学習博物館を運営しています。この施設は一般に公開されており、気象学に関する展示を通じて理解を深めることができます。
よくある質問
タイ気象局の主な役割は何ですか?
天気予報の提供、地震や高波などの自然現象の監視、およびそれらに関する警報・注意報の発令です。
タイ気象局の管轄省庁はどこですか?
現在はデジタル経済社会省の傘下にあります。
タイ気象局の博物館は見学できますか?
はい、気象学学習博物館が運営されており、日曜・祝日を除き開館しています。
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参考文献
- Thai Meteorological Department (TMD) 公式ウェブサイト: http://www.tmd.go.th/en/index.php