TOEFL:英語運用能力測定試験の概要と特徴
📌 主なポイント
- ✓TOEFLはEducational Testing Service(ETS)が主催する英語運用能力測定試験である。
- ✓2026年1月21日より、試験時間は約2時間、スコアは1〜6のバンドスコア形式へ移行した。
- ✓試験は会場受験と自宅受験(Home Edition)の2形式が提供されている。
- ✓スコアは受験日から2年間有効である。
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、アメリカ合衆国の非営利団体である教育試験サービス(Educational Testing Service; ETS)が主催する、英語を母国語としない人々の英語運用能力を測定するための試験です。主に英語圏の高等教育機関への入学を希望する学生を対象としており、学術的な環境で必要とされる英語力を判定する指標として世界的に広く活用されています。
試験の目的と対象
TOEFLは、英語による高等教育を受けるために十分な言語能力を備えているかを評価することを目的としています。合否を判定する試験ではなく、受験者の英語力をスコアとして示す実力測定試験です。日本ではETS Japanが窓口となり、試験の運営や情報提供を行っています。
試験形式:TOEFL iBT
現在の主要な試験形式は、インターネットを通じて実施される「TOEFL iBT(Internet-Based Testing)」です。2026年1月21日より、タスク構成や採点尺度を改訂した現行形式が導入されています。試験時間は約2時間で、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成されます。
セクション構成
- リーディング:学術的および日常生活に関連するテキストの読解能力を測定します。マルチステージ・アダプティブ方式を採用しており、第1モジュールの結果に応じて第2モジュールの難易度が調整されます。
- リスニング:講義や会話の聞き取り能力を測定します。こちらもアダプティブ方式が導入されています。
- ライティング:文法や論理的思考力を問うタスクが含まれます。
- スピーキング:インタビュー形式や復唱タスクを通じて、発話の明瞭さと正確さを評価します。
試験中には予定された休憩時間は設けられていません。
スコア体系
現行のTOEFL iBTでは、各セクションおよび総合スコアが1から6のバンドスコア(0.5刻み)で報告されます。このスコアは、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)と対応づけられています。2026年1月21日からの移行期間中、従来の0〜120点スケールに対応する参考値も併記されます。
受験方法と環境
受験者は、ETSのウェブサイトを通じて申し込みを行います。試験は全国のテストセンターでの「会場受験」と、自宅から受験する「Home Edition」のいずれかを選択可能です。いずれの形式も同一の内容と料金で実施されます。
団体向けプログラム:TOEFL ITP
TOEFL ITP(Institutional Testing Program)は、大学や法人などの団体が、所属員の英語力測定やクラス分けのために利用するプログラムです。個人の留学出願用として用いられる公式のiBTとは、用途や試験形式が異なります。
よくある質問
TOEFL iBTの試験時間はどのくらいですか?
TOEFLのスコアはいつまで有効ですか?
TOEFL iBTとTOEFL ITPの違いは何ですか?
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参考文献
- 基本情報|TOEFLテスト|TOEFLテスト日本事務局-団体・教職員向け (ETS Japan)
- About the TOEFL iBT Test (Educational Testing Service)
- TOEFL iBT Score Scale Update (Educational Testing Service)
- TOEFL iBT Test Content - A Breakdown of Test Sections (Educational Testing Service)