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東京大学地震研究所の概要と歴史的背景

東京大学地震研究所の概要と歴史的背景
東京大学地震研究所(ERI)の沿革、組織体制、研究活動について解説する百科事典記事です。関東大震災を契機に設立された経緯や全国の観測施設について紹介します。

📌 主なポイント

  • 1925年(大正14年)11月13日に設立された東京大学の附置研究所である。
  • 設立の契機となったのは1923年(大正12年)の関東大震災である。
  • 地震学および火山学を対象とし、地球内部ダイナミクスの包括的な研究を行っている。

東京大学地震研究所(とうきょうだいがくじしんけんきゅうじょ、英称:Earthquake Research Institute, University of Tokyo、略称:ERI)は、東京大学の附置研究所であり、地震学や火山学を中心とした地球科学全般の基礎および応用研究を行う学術機関である。

設立の経緯

1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の直後、国内における地震研究の統一と体制強化を求める世論が高まった。これを受けて文部省(現:文部科学省)は、従来の震災予防調査会の研究業務を引き継ぐ形で、1925年(大正14年)11月13日に勅令第三百十一號に基づき本研究所を設立した。初代所長には末広恭二東京帝国大学教授が就任した。

組織体制と研究部門

地震研究所は、地震や火山現象の科学的解明とそれらによる災害の軽減を目的として活動している。組織は主に以下の研究部門や附属センターなどで構成されている。

  • 数理系研究部門
  • 地球計測系研究部門
  • 物質科学系研究部門
  • 災害科学系研究部門

また、全国の共同利用・共同研究拠点として指定されており、各地に観測所やセンターを設置して観測網を維持している。

教育活動

東京大学の大学院教育にも参画しており、理学系研究科、工学系研究科、学際情報学府などの関連専攻から大学院生を受け入れ、専門的な研究者や技術者の育成を行っている。

よくある質問

東京大学地震研究所はいつ設立されましたか?
1925年(大正14年)11月13日に設立されました。
設立のきっかけは何ですか?
1923年(大正12年)に発生した関東大震災を契機に、地震研究を統一・推進すべきだという世論が高まったことが背景にあります。
どのような分野を研究していますか?
地震学や火山学を中心に、地球内部ダイナミクスや災害科学に関する幅広い研究を行っています。

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参考文献

  1. 『東京大学地震研究所 要覧 2017』2019年4月28日閲覧
  2. 所長挨拶/沿革 東京大学地震研究所ウェブサイト(2024年7月7日閲覧)
  3. 地震研究所設置『朝日年鑑 大正15年』
  4. 末広恭二『末廣恭二論文集』末広恭二博士記念事業会 編、1934年。
  5. 『官報』第三千九百六十八號(大正十四年十一月十四日)