旗章学
三色旗(トリコロール)の概要と歴史

三色旗(トリコロール)の定義、歴史的背景、および横分割・縦分割といったデザインによる分類について解説します。
📌 主なポイント
- ✓三色旗はトリコロールとも呼ばれ、3つの色で構成される旗を指す。
- ✓オランダの国旗は16世紀から使用されており、現存する最古の三色旗の一つとされる。
- ✓旗章学において、横分割は「ティアスト・パー・フェス」、縦分割は「ティアスト・パー・ペイル」と呼ばれる。
三色旗(さんしょくき)とは、3つの色で構成された旗の総称であり、フランス語やイタリア語で「トリコロール(Tricolore)」とも呼ばれます。旗章学において、そのデザインは主に色の配置によって分類されます。

歴史的背景
三色旗の中で最も古い歴史を持つものの一つがオランダの国旗であり、16世紀から使用されています。フランスの国旗は、このオランダの旗を模してデザインされたという歴史的経緯があります。三色旗は、その歴史的背景から民主国家の象徴として扱われることもあります。
デザインによる分類
旗章学では、色の分割方法によって専門的な名称が付けられています。
横3分割
旗を水平方向に3分割したデザインで、紋章学では「ティアスト・パー・フェス(tierced per fess)」と呼ばれます。この形式を採用している国旗には、オランダ、ドイツ、ロシア、ハンガリーなどが含まれます。

縦3分割
旗を垂直方向に3分割したデザインで、紋章学では「ティアスト・パー・ペイル(tierced per pale)」と呼ばれます。フランス、イタリア、アイルランド、ベルギーなどがこの形式を採用しています。

その他の事例
国旗以外にも、特定の組織や団体が三色旗をシンボルとして採用する例があります。例えば、創価学会の三色旗や、慶應義塾の校旗などが挙げられます。これらは必ずしも厳密な3色のみで構成されているわけではありませんが、慣習的に三色旗と呼ばれています。

よくある質問
三色旗とは何ですか?
3つの色で構成された旗の総称です。フランス語やイタリア語で「トリコロール」とも呼ばれます。
最も古い三色旗は何ですか?
16世紀から用いられているオランダの国旗が、最も古い三色旗の一つとして知られています。
横分割と縦分割の専門用語はありますか?
紋章学において、横3分割は「ティアスト・パー・フェス」、縦3分割は「ティアスト・パー・ペイル」と呼ばれます。
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参考文献
- 小学館 編『キッズぺディア 世界の国ぐに』(小学館、2017年11月20日)118頁
- Tierced per fess (Heraldry)
- Tierced per pale (Heraldry)