日本の地理

津軽平野の地理と特徴

津軽平野の地理と特徴
青森県西部に位置する津軽平野の地形、周辺の山地や河川、そして水田やリンゴ栽培などの産業について解説する地理記事。

📌 主なポイント

  • 津軽平野は青森県西部、津軽半島南西部に位置し、南北約60km、東西5〜20kmの広さを持つ。
  • 平野の中央を岩木川が北へ流れ、北端の十三湖に注いでいる。
  • 沿岸部の屏風山砂丘には防風・防砂林があり、水田地帯を保護している。

津軽平野(つがるへいや)は、青森県西部、津軽半島南西部にある平野である。その広さは南北約60km、東西5〜20kmに及ぶ。

津軽平野の位置を示す地図
津軽平野の位置

地形と周辺環境

北及び東は津軽山地、西は洪積世の山田野段丘とそれを覆う砂丘からなる屏風山、南西は岩木山、南は白神山地によって囲まれた盆地状の平野を形成している。岩木川がほぼ中央を北へ流れ、平野の北端に位置する十三湖に注いでいる。

平川市から見た津軽平野と岩木山(2020年5月)
平川市 から見た津軽平野と 岩木山 (2020年5月)

最下流部のデルタ性沖積地は海抜5メートル以下の低平な低湿地となっており、田光沼のような水域もみられる。

産業と土地利用

沿岸部の屏風山砂丘にある防風・防砂林は、津軽平野の水田を保護する役割を果たしている。この水田地帯は津軽米の産地として知られている。

一方、南部などの内陸部では日本最大のリンゴの栽培地が広がり、至る所にリンゴの果樹園が見られる。

春のリンゴ畑と岩木山(弘前市小沢付近)
春のリンゴ畑と岩木山( 弘前市 小沢付近)

主な行政区域

津軽平野に所在する主な都市や町村には以下の地域が含まれる。

  • 弘前市
  • 黒石市
  • 五所川原市
  • つがる市
  • 中泊町
  • 鶴田町
  • 板柳町

よくある質問

津軽平野はどこに位置していますか?
青森県西部、津軽半島南西部に位置しています。
津軽平野を流れる主な河川は何ですか?
岩木川が平野のほぼ中央を北へ流れ、十三湖に注いでいます。
津軽平野の主な産業や農作物はなんですか?
水田地帯での津軽米の生産に加え、南部などの内陸部では日本最大のリンゴ栽培が行われています。

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青森平野津軽山地岩木川十三湖

参考文献

海津正倫「津軽平野の沖積世における地形発達史」『地理学評論』日本地理学会、1976年、49-11頁、doi:10.4157/grj.49.714。
青森県「第4章 流域別にみるみどりの方向性」