造園・土木
築山:人工的に造成された山とその役割

築山(つきやま)の定義、庭園における役割、および日本国内の著名な人工の山について解説します。
📌 主なポイント
- ✓築山は、庭園の景観形成や測量、防災など多様な目的で人工的に作られる。
- ✓箱根山(東京都新宿区)は山手線内で最も標高が高い人工の山である。
- ✓天保山や蘇鉄山など、国土地理院の地形図に掲載され、三角点が設置されている人工の山が存在する。
築山(つきやま)とは、土を盛り上げるなどして人工的に作られた山を指す言葉です。その目的は多岐にわたり、日本庭園における景観形成、測量のための基準点設置、あるいは公園における遊具や避難施設としての利用など、歴史的・機能的な背景を持っています。
日本庭園における築山
日本庭園において、築山は自然の風景を庭の中に再現するための重要な要素です。遠くの山々を模したり、特定の山岳(富士山など)を象徴的に表現したりすることで、庭園に奥行きと立体感を与えます。これにより、限られた空間の中で雄大な自然の情景を鑑賞することが可能となります。


著名な人工の山
日本国内には、地形図に掲載されるなどして山として認識されている人工の山がいくつか存在します。これらの中には、三角点が設置されているものもあります。
- 箱根山(東京都新宿区):標高44.6メートル。山手線内で最も標高が高い地点として知られています。
- 天保山(大阪府大阪市港区):標高4.53メートル。国土地理院の地形図に山名が掲載されており、二等三角点が設置されています。
- 蘇鉄山(大阪府堺市堺区):標高6.97メートル。山頂には一等三角点(登録名:大浜公園)が設置されています。
現代における役割
現代では、景観や遊具としての役割に加え、防災の観点から築山が活用されるケースもあります。特に津波発生時の緊急避難場所として、高台を人工的に造成する取り組みが行われています。
よくある質問
築山はなぜ作られるのですか?
主に日本庭園での景観演出、測量のための基準点設置、公園の遊具、または津波避難施設としての防災目的で造成されます。
山手線内で一番高い山は何ですか?
東京都新宿区にある箱根山(標高44.6メートル)が、山手線内の最高地点とされています。
人工の山に三角点はありますか?
はい、天保山や蘇鉄山のように、国土地理院によって三角点が設置・登録されている人工の山が存在します。
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参考文献
- 国土地理院「基準点成果等閲覧サービス」