日本の建築物
つくばカピオの施設概要と歴史

茨城県つくば市にある多目的施設「つくばカピオ」の建築概要、歴史、アリーナやホールの施設情報を詳しく解説します。
📌 主なポイント
- ✓つくばカピオは1996年7月10日に竣工した茨城県つくば市にある多目的施設である。
- ✓建築の設計は谷口吉生および谷口建築設計研究所などが手掛け、1999年にBCS賞を受賞した。
- ✓施設の管理運営は公益財団法人つくば文化振興財団が指定管理者として行っている。
つくばカピオ(Tsukuba Capio)は、茨城県つくば市竹園一丁目にあるつくば市立の多目的文化施設である。室内スポーツ競技や演劇、ダンス公演、各種市民の集会など多目的な交流利用を目的として計画され、1996年7月10日に竣工した。

建物の設計は、建築家の谷口吉生が率いる谷口建築設計研究所および独立行政法人都市再生機構茨城地域支社が担当した。洗練された建築デザインは高く評価され、1999年には建築業協会が主催する第40回BCS賞を受賞している。

施設構造
敷地面積は9,090.30平方メートル、建築面積は6,378.07平方メートル、延床面積は9,130.48平方メートルであり、構造形式は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の地上3階建てとなっている。館内にはアリーナやホールのほか、中・小会議室、リハーサル室、リフレッシュルームなどが備えられている。

主な施設の内訳は以下の通りである。
- アリーナ:面積1,340平方メートル(34m×40m)。バレーボール2面、バスケットボール2面、バドミントン8面、卓球10台などが利用可能。観客席数は2階固定席1,036人と1階可動席1,700人を合わせて計2,736席。
- ホール:観客席は1階284席(車いす席を含む)、中2階50席、3階50席で構成され、演者と観客の一体感を重視した配置となっている。
- その他:リハーサル室、会議室、リフレッシュルームなど。

沿革と管理運営
竣工以来、施設の管理運営は非公募の指定管理者として公益財団法人つくば文化振興財団が行っている。2013年7月4日からはアリーナ部分にネーミングライツが導入され、サイバーダイン社との契約により「サイバーダインアリーナ」の呼称が用いられたが、2017年3月末の契約満了に伴い名称は「つくばカピオアリーナ」へ戻された。
また、2019年10月には第19回全国障害者スポーツ大会(いきいき茨城ゆめ大会)の車いすバスケットボール競技会場に内定していたものの、令和元年東日本台風(台風19号)の接近に伴い大会自体が中止となった経緯がある。
交通アクセス
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線のつくば駅から徒歩約5分の場所に位置しており、つくばセンターバスターミナルのA3またはA4出口からのアクセスが便利である。
よくある質問
つくばカピオはいつ竣工しましたか?
1996年7月10日に竣工しました。
つくばカピオの設計者は誰ですか?
谷口建築設計研究所および谷口吉生が設計を担当しました。
つくばカピオの最寄り駅はどこですか?
つくばエクスプレス線のつくば駅が最寄りであり、駅から徒歩約5分です。
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参考文献
「つくばカピオ条例」平成8年1月18日つくば市条例第8号
NPO法人つくば建築研究会(2005)『TSUKUBA ARCHITECTURE PHOTO FILE つくば建築フォトファイル』
つくば市指定管理者導入施設一覧(2019年4月1日現在)つくば市役所
つくば市公共施設白書 令和5年度版 つくば市