日本の飛行場
つくばヘリポートの概要と歴史

茨城県つくば市に位置するつくばヘリポートの歴史、施設概要、および公共用から非公共用への転換について解説します。
📌 主なポイント
- ✓所在地:茨城県つくば市上境992番地
- ✓開港:1991年7月23日
- ✓運営:つくば航空株式会社
- ✓2022年6月30日に公共用ヘリポートとしての役割を終了
つくばヘリポートは、茨城県つくば市上境に所在する非公共用ヘリポートです。1991年(平成3年)に茨城県初の公共用ヘリポートとして開港しましたが、2022年(令和4年)6月30日をもって公共用としての役割を終了し、現在は民間運営の非公共用施設となっています。

歴史と運営の変遷
1988年度から調査が開始され、1991年7月23日に開港しました。当初は茨城県の公共交通基盤整備の一環として建設され、東京まで約20分で結ぶ立地を活かした活用が期待されていました。開港時には、東京ヘリポートとの間の通勤定期便や、成田国際空港へのコミューター路線就航計画なども検討されていました。
長らく茨城県の指定管理により運営されてきましたが、2022年4月1日に県直営へ移行した後、つくば航空株式会社へ譲渡されました。これに伴い、同年6月30日をもって国土交通省が関与する公共用ヘリポートとしての運用を終了しました。

施設概要
敷地面積は約3.1ヘクタールです。滑走路は長さ35メートル、幅30メートルで、最大離陸強度9トンの強度を有しており、全長26メートル以内のヘリコプターの離着陸に対応しています。施設内にはターミナルビル、乗降客待合所、パイロット休憩施設、および4機分の格納庫が併設されています。
主な用途
防災や警察などの行政用途のほか、民間運航者による人員輸送、航空写真撮影、農薬散布の拠点として利用されています。また、報道用ヘリコプターの着陸地や、近隣ヘリポートからの訓練機、筑波山頂のアンテナ基地補修用ヘリの離着陸地としても機能しています。
よくある質問
つくばヘリポートは現在も公共用ですか?
いいえ、2022年6月30日をもって公共用ヘリポートとしての役割を終え、現在は非公共用ヘリポートとして運用されています。
どのような用途で利用されていますか?
防災や警察などの行政用途のほか、民間による人員輸送、航空写真撮影、農薬散布、報道用ヘリの離着陸、訓練などに利用されています。
誰が運営していますか?
現在はつくば航空株式会社が運営しています。
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参考文献
- 『茨城新聞』1992年1月3日付
- 市長公室広報課 編『広報つくば2013年11月号』
- 日本経済新聞 1991年7月24日付朝刊
- 本書店レポート部 編『つくばレポートvol.1』2005年