日本の廃駅

筑波駅 (筑波鉄道) - かつて存在した茨城県の鉄道駅

筑波駅 (筑波鉄道) - かつて存在した茨城県の鉄道駅
茨城県筑波郡筑波町にかつて存在した筑波鉄道筑波線の歴史や駅構造、廃線後の現状について解説する百科事典記事。

📌 主なポイント

  • ✓1918年(大正7年)4月17日に開業した。
  • ✓1987年(昭和62年)4月1日の筑波線廃止に伴い廃駅となった。
  • ✓廃止後は「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の休憩所や「筑波山口」バスターミナルとして活用されている。
筑波駅の駅舎(1997年7月)
筑波駅の駅舎(1997年7月)

筑波駅(つくばえき)は、茨城県筑波郡筑波町(現・つくば市)沼田にあった筑波鉄道筑波線の駅(廃駅)である。

地図
地図

筑波線の主要駅の一つであり、営業当時は筑波山の玄関口として多くの観光客で賑わった。駅前から筑波山方向へ伸びる道路には筑波山神社の鳥居が建てられており、現在も駅前通りの面影を残している。

歴史

1918年(大正7年)4月17日に筑波鉄道(初代)の駅として開業した。当時は車両不足の影響により、土浦駅から当駅までの間での運転であったが、同年6月7日には真壁駅までの営業が開始された。その後、会社の合併や事業譲渡を経て、1987年(昭和62年)4月1日の筑波線廃線に伴い廃止された。

駅構造

駅舎側の単式ホーム1番線と、島式ホームの2・3番線から構成される、計2面3線の地上駅であった。構内踏切が設置されており、旅客は踏切を渡って駅舎側と島式ホームの間を移動する構造となっていた。

現状

廃線後、駅構内やホームの一部はサイクリングロードである「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の休憩所として整備されている。島式ホームの旧2・3番線の末端部分が改修され、ベンチや駐車場などが設けられている。

土浦方のホーム風休憩所(2006年1月)
土浦方のホーム風休憩所(2006年1月)

また、駅前のバスターミナルは「筑波山口」として引き継がれており、旧駅舎も関東鉄道の営業所として利用されている。

サイクリングロードとして改修前の筑波駅構内(1997年7月)
サイクリングロードとして改修前の筑波駅構内(1997年7月)
廃駅後の駅舎内部(1997年7月)
廃駅後の駅舎内部(1997年7月)

よくある質問

筑波駅はいつ開業しましたか?
1918年(大正7年)4月17日に筑波鉄道(初代)の駅として開業しました。
筑波駅はいつ廃止されましたか?
1987年(昭和62年)4月1日の筑波線廃線に伴い廃止されました。
廃止後の筑波駅跡はどうなっていますか?
サイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の休憩所として整備されているほか、駅前は「筑波山口」バスターミナルとして利用されています。

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参考文献

寺田裕一『筑波鉄道 : 三度の社名変更を経たローカル私鉄』下、カルチュア・エンタテインメント〈RM LIBRARY〉、2021年。 朝日新聞出版分冊百科編集部編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄』朝日新聞出版、2011年。