筑波技術大学:聴覚・視覚障害者のための国立大学

📌 主なポイント
- ✓日本で唯一の聴覚・視覚障害者を対象とした国立大学である。
- ✓2005年に筑波技術短期大学から4年制大学へ改組された。
- ✓天久保キャンパスと春日キャンパスの2拠点で教育・研究を行っている。
筑波技術大学(つくばぎじゅつだいがく、英語: National University Corporation Tsukuba University of Technology)は、茨城県つくば市に本部を置く国立大学です。聴覚障害者および視覚障害者を主たる対象とした高等教育機関として、日本国内で唯一の国立大学として設置されています。
概要
本学は、聴覚または視覚に障害を持つことを入学条件とする国立大学です。2005年(平成17年)10月、前身である筑波技術短期大学を改組し、4年制大学として開学しました。大学院の情報アクセシビリティ専攻など一部の課程を除き、原則として障害のある学生を対象とした教育を行っています。教育理念として、専門的な技術習得に加え、障害を理解・克服し、社会に適合できる自主性や柔軟性、情報リテラシーの育成を掲げています。
沿革
1978年(昭和53年)に身体障害者のための高等教育機関設置に向けた調査会が発足し、1987年(昭和62年)に国立短期大学として「筑波技術短期大学」が設立されました。その後、2005年に4年制大学へ移行し、2010年には大学院技術科学研究科修士課程が設置されました。2025年(令和7年)には共生社会創成学部が新設されるなど、時代のニーズに応じた教育体制の拡充を図っています。
教育組織
本学はキャンパスごとに異なる障害種別に対応した教育を行っています。
- 産業技術学部(天久保キャンパス):聴覚障害者を対象とし、産業情報学科および総合デザイン学科において、工学やデザイン学の専門教育を提供しています。
- 保健科学部(春日キャンパス):視覚障害者を対象とし、保健学科において鍼灸学や理学療法学、情報システム学の教育を行っています。
- 共生社会創成学部:視覚障害および聴覚障害の双方を対象とし、共生社会の実現に向けた教育を展開しています。
また、大学院技術科学研究科では、産業技術学専攻、保健科学専攻、および情報アクセシビリティ専攻を設置し、高度な専門職業人の育成を行っています。
研究と支援
本学は障害者高等教育研究支援センターを設置し、聴覚・視覚障害者のための支援手法の開発や、情報保障技術の研究に取り組んでいます。これまでにエリアワンセグを活用した情報保障実験など、最先端の技術を用いた教育環境の整備が行われてきました。
よくある質問
筑波技術大学は誰でも受験できますか?
キャンパスはどこにありますか?
筑波技術大学の略称は何ですか?
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参考文献
- 日本経済新聞「[UPDATE 知の現場]筑波技術大学:視覚障害者 AIで支援」(2023年2月15日)
- 筑波技術大学 公式ウェブサイト「交通・アクセス」
- 総務省「ホワイトスペース特区の決定」(平成23年4月8日)