日本の国立大学

筑波大学の歴史と概要

筑波大学の歴史と概要
茨城県つくば市に本部を置く国立大学、筑波大学の歴史、組織、特徴、および近年の動向について解説する百科事典記事です。

📌 主なポイント

  • 筑波大学は1973年(昭和48年)に国立大学として設置された。
  • 前身校の一つである東京教育大学は1872年設立の師範学校をルーツに持つ。
  • 2020年10月に指定国立大学法人に指定された。
  • 茨城県つくば市の筑波キャンパスのほか、東京キャンパスやマレーシアの海外分校を有する。

筑波大学(つくばだいがく、英語: University of Tsukuba)は、茨城県つくば市天王台に本部を置く日本の国立大学である。第二次世界大戦前の旧制時代からの歴史を持つ旧官立大学の一校であり、東京教育大学を母体として1973年(昭和48年)に新構想大学として発足した。

沿革と設立の背景

筑波大学の創基は、1872年(明治5年)に日本で最初に設立された師範学校に遡る。その後、東京文理科大学や東京教育大学へと引き継がれ、1963年(昭和38年)の閣議決定による筑波研究学園都市への移転計画や、大学改革議論を経て、1973年10月に設置された。

2002年(平成14年)には図書館情報大学との統合が行われ、春日キャンパスが設置された。2004年(平成16年)には国立法人化に伴い、国立大学法人筑波大学が発足。さらに2020年(令和2年)10月には指定国立大学法人に指定されている。

組織と教育の特徴

筑波大学は、従来の大学像にとらわれない「開かれた大学」「柔軟な教育研究組織」を基本理念として掲げている。開学以来、研究と教育の分離や、教養部を置かずに学群・学類制を取り入れるなど独自の教育体制を構築してきた。

2020年(令和2年)4月には、大学院課程を従来の研究科制から学位プログラム制へ全面移行し、国際的な通用性の向上を図っている。また、学部段階においても、2021年(令和3年)から総合学域群の学生受け入れを開始するなど、柔軟な教育プログラムを展開している。

キャンパスと施設

主たるキャンパスである筑波キャンパスは茨城県つくば市に位置し、単一キャンパスとしては国内でも有数の広大な敷地面積を誇る。このほか、東京都文京区に社会人向けの東京キャンパス文京校舎を設置している。また、近年では海外展開にも注力しており、2024年(令和6年)9月にはマレーシアの首都クアラルンプールにある国立マラヤ大学内に海外分校を設置している。

よくある質問

筑波大学の前身となった大学は何ですか?
東京教育大学を主な母体として設立されました。さらにそのルーツは1872年(明治5年)に設立された日本初の師範学校に遡ります。
筑波大学の主なキャンパスはどこにありますか?
主たるキャンパスは茨城県つくば市天王台にある筑波キャンパスです。このほか、東京都文京区に東京キャンパス文京校舎が設置されています。
筑波大学が指定国立大学法人になったのはいつですか?
2020年(令和2年)10月15日に指定国立大学法人に指定されました。

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参考文献

  • 筑波大学の歴史(沿革) - 筑波大学
  • 「指定国立大」9校に 筑波大学と東京医科歯科大追加 - 日本経済新聞 (2020年10月15日)
  • 筑波大が日本初の海外分校設置へ 9月、マレーシアに新学部 - 茨城新聞 (2024年1月26日)