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上野恩賜公園の歴史と文化施設

上野恩賜公園の歴史と文化施設
東京都台東区にある上野恩賜公園の歴史、施設、不忍池などの特徴について、信頼できる情報に基づき解説する encyclopedia 記事。

📌 主なポイント

  • 上野恩賜公園は1873年3月に日本初の公園(制度公園)の一つに指定された。
  • 敷地面積は約53ヘクタールであり、東京都建設局が管轄している。
  • 園内には東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、恩賜上野動物園などの文化施設が集中している。
  • 江戸時代には東叡山寛永寺の境内であったが、1868年の上野戦争で主要な伽藍が焼失した。

上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)は、東京都台東区にある日本の都市公園である。通称は「上野公園」。武蔵野台地の末端にあたる舌状台地の「上野台」に位置し、「上野の森」や「上野の山」とも称される。敷地面積は約53ヘクタールであり、東京都建設局が管轄している。

歴史

江戸時代、この地には江戸城の鬼門(北東)を封じる目的で徳川家光によって東叡山寛永寺が建立された。寛永寺は芝の増上寺と並ぶ徳川将軍家の菩提寺として栄えたが、慶応4年(1868年)の戊辰戦争における上野戦争で伽藍の大部分が焼失した。

その後、1870年に医学校および病院の建設予定地としてこの地を視察したオランダの医師アントニウス・ボードウィンが、周辺の景観や環境を考慮して公園として残すよう政府に働きかけた。これが契機となり、1873年3月に太政官布達第16号によって日本初の公園(制度公園)の一つに指定された。

1890年には帝室御料地となり宮内省の管轄に置かれたが、大正時代に入った1924年に東京市へ下賜(払い下げ)され、これを記念して「上野恩賜公園」と称されるようになった。

主な施設と見どころ

園内には、日本の文化や科学を伝える数多くの重要な施設が集中している。

  • 東京国立博物館:日本国内で最も長い歴史を持つ博物館。
  • 国立西洋美術館:西洋美術に関する作品を専門に収蔵・展示する施設。
  • 国立科学博物館:自然史や科学技術に関する資料を収集・展示する国立の科学博物館。
  • 恩賜上野動物園:1882年に開園した、日本で最も古い歴史を持つ動物園。

また、園内の忍ヶ岡一帯はソメイヨシノの名所として広く知られており、日本さくらの会が選定する「さくら名所100選」に選ばれている。南側に広がる不忍池では、夏期には一面に蓮が茂り、冬期には多数の水鳥が飛来する自然豊かな環境が維持されている。

よくある質問

上野恩賜公園はいつ開園しましたか?
1873年3月に太政官布達により東京府公園に指定され、1873年10月19日に開園しました。
「恩賜」という名称の由来は何ですか?
1924年に宮内省から当時の東京市に公園地が下賜(払い下げ)された経緯に由来しています。
上野恩賜公園の面積はどのくらいですか?
敷地面積は約53ヘクタールです。

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東京都の公園一覧寛永寺不忍池東京国立博物館恩賜上野動物園

参考文献

  • 上野恩賜公園 公園の基本情報 東京都建設局
  • 「さくら名所100選の地」一覧 日本さくらの会
  • 東京国立博物館 日本の博物学シリーズ 上野公園の130年