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横浜税関の概要と歴史

横浜税関の歴史、管轄区域、および「クイーンの塔」として親しまれる本関庁舎の建築的特徴について解説します。
📌 主なポイント
- ✓横浜税関の起源は1859年に設置された神奈川運上所である。
- ✓本関庁舎は「クイーンの塔」と呼ばれ、横浜三塔の一つとして親しまれている。
- ✓1934年に竣工した本関庁舎は、2001年に横浜市認定歴史的建造物に選定された。
- ✓管轄区域は南東北から関東地方の太平洋側に及ぶ。
横浜税関は、日本の財務省に属する税関の一つであり、神奈川県横浜市中区海岸通に本関を置いています。南東北および関東地方の太平洋側地域を管轄し、国際港である横浜港をはじめとする地域の輸出入貨物の通関や監視業務を担っています。
歴史
横浜税関の起源は、1859年(安政6年)に日米修好通商条約に基づき横浜港が開港した際に設置された「神奈川運上所」に遡ります。その後、1872年(明治5年)に「横浜運上所」を経て「横浜税関」へと改称されました。戦後、1953年(昭和28年)には東京税関が独立し、東京都の管轄が移譲されるなど、組織の再編を経て現在の体制に至っています。
本関庁舎(クイーンの塔)
横浜税関の本関庁舎は、1923年の関東大震災で倒壊・焼失した旧庁舎に代わり、帝都復興事業の一環として1934年(昭和9年)に竣工しました。緑青色のドームを持つその姿から「クイーンの塔」の愛称で親しまれ、神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、横浜開港記念会館(ジャックの塔)とともに「横浜三塔」の一つとして知られています。
2001年度には横浜市認定歴史的建造物に選定されました。2003年(平成15年)には保存改修工事が完了し、創建時の外観を維持しつつ、現代の機能に対応した増築が行われました。この改修プロジェクトは、2005年度に第46回BCS賞を受賞しています。
管轄区域
横浜税関は、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県(東京税関の管轄域を除く)、および神奈川県を管轄しています。各県に支署や出張所を配置し、空港や港湾における水際対策を行っています。
よくある質問
横浜税関の「クイーンの塔」とは何ですか?
1934年に竣工した横浜税関本関庁舎の愛称です。緑青色のドームが特徴で、横浜三塔の一つに数えられています。
横浜税関の管轄区域はどこですか?
宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県(一部を除く)、神奈川県を管轄しています。
横浜税関には見学できる施設はありますか?
はい、本関庁舎内には資料展示室「クイーンのひろば」があり、税関の歴史や役割について学ぶことができます。
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参考文献
- 『朝日新聞』1974年11月8日夕刊。
- 横浜税関公式ウェブサイト「クイーンの塔について」。
- 国土交通省 官庁営繕「横浜税関本関」。
- 財務省 令和3年〜8年発令人事資料。
- 横浜税関公式ウェブサイト「資料展示室のご案内」。