地理・河川

寄藻川の地理と歴史的背景

寄藻川の地理と歴史的背景
大分県宇佐市を流れる二級水系・寄藻川の地理、歴史、宇佐神宮との関係について詳しく解説する百科事典記事。

📌 主なポイント

  • 寄藻川は大分県宇佐市を水源とし、周防灘へ注ぐ二級水系の本流である。
  • 延長は17.12km、流域面積は33.1平方キロメートルである。
  • 宇佐神宮の境内周辺では、位置によって呉橋川、月瀬川、浅瀬川などの別称を持つ。
  • 『日本書紀』に記される「菟狭の川上」の伝承地とされている。

寄藻川(よりもがわ)は、大分県宇佐市を主な流路とし、同市と豊後高田市の境界で周防灘へ注ぐ、二級水系の本流である。

寄藻川の風景
寄藻川に架かる宇佐神宮表参道の神橋付近の景観

地理と流域

御許山の南麓に源を発し、東へ流れて宇佐神宮の付近で向きを東に変える。神宮の北辺をかすめ、西参道には大分県の有形文化財に指定されている呉橋が架かっている。宇佐神宮の周辺において、この川は古来より複数の名称で呼ばれており、呉橋より上流は寄藻川または呉橋川、呉橋から表参道の神橋までは月瀬川、神橋から神宮の境域付近は浅瀬川と称されてきた。

寄佐川周辺の地図イラスト
寄藻川流域の地理を示す地図資料

宇佐神宮を離れた後は北へ流路を変え、下流域では向野川や田笛川といった支流を合わせながら、宇佐市と豊後高田市の境界を形成する。河口付近では桂川と隣接し、放生会が行われる和間の浜から周防灘へと注いでいる。

流域の詳細図
寄藻川流域の広域図

歴史と伝承

『日本書紀』には、東征の途上にある神武天皇を饗応するため「一柱騰宮」が造られた「菟狭の川上」についての記述があり、一般にこの寄藻川のほとりの地を指すものと伝えられている。

主な支流と交通

  • 向野川
  • 田笛川

交通面では、下流域において国道10号やJR九州日豊本線が並行して走っている。

よくある質問

寄藻川の源泉はどこですか?
大分県宇佐市にある御許山の南麓に源を発しています。
寄藻川が流れる主な自治体はどこですか?
大分県宇佐市を流れ、下流部では宇佐市と豊後高田市の境界を形成しています。
宇佐神宮周辺での寄藻川の別名にはどのようなものがありますか?
呉橋より上流は呉橋川、呉橋から表参道の神橋までは月瀬川、神橋から神宮境域付近は浅瀬川と呼ばれています。

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参考文献

二級水系寄藻川河川データ、大分県および宇佐市関連資料、日本書紀の記述に基づく伝承地資料。