無機化合物
水酸化イットリウム(III)

水酸化イットリウム(III)(化学式: Y(OH)3)の化学的性質、製法、および基本的な特性について解説します。
📌 主なポイント
- ✓化学式は Y(OH)3 である。
- ✓水溶液中で硝酸イットリウム(III)と水酸化ナトリウムを反応させることで合成できる。
- ✓塩基性を示し、酸と反応する性質を持つ。
水酸化イットリウム(III)(Yttrium(III) hydroxide)は、化学式 Y(OH)3 で表される無機化合物です。イットリウムの塩基性水酸化物であり、白色の固体として存在します。
化学的性質
水酸化イットリウム(III)は塩基としての性質を持ち、酸と反応して対応するイットリウム塩を生成します。また、大気中の二酸化炭素を吸収する性質があり、加熱することで分解反応を起こします。
製法
一般的な製法として、水溶液中で硝酸イットリウム(III)と水酸化ナトリウムを反応させる手法が知られています。この反応過程では、まず白色のゼラチン状沈殿が生成され、これを乾燥させることで白色粉末状の水酸化イットリウム(III)が得られます。また、研究分野では水熱合成法を用いたナノチューブ状の合成なども報告されています。

よくある質問
水酸化イットリウム(III)の化学式は何ですか?
化学式は Y(OH)3 です。
水酸化イットリウム(III)はどのような性質を持っていますか?
塩基性物質であり、酸と反応するほか、大気中の二酸化炭素を吸収したり、加熱により分解したりする性質があります。
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参考文献
- 田俐,陈稳纯,陈琳 等. 水热法合成氢氧化钇纳米管. 无机材料学报. 2009. 24(2): 335-339
- Perry, Dale L. (2011). Handbook of Inorganic Compounds. CRC Press. pp. 460–461. ISBN 978-1-4398-1461-1